病気の名前:病名辞典


分娩損傷とは?☆分娩損傷


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 病気はいつ罹ってしまうかわかりません。
 身体の不調を感じたとき、それがどんな病気である可能性があるのか、知っておくことは重要です。
 単なる風邪だと思っていたら、重病だったということは往々にしてあるものです。
 そこで、身体の部位別に病名・病気用語を辞典のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
 もちろん専門医の診断なしには病名を断定できませんので、身体の不調を感じたら、必ず医療機関で診察を受けるようにしてください。


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分娩損傷

分娩損傷とは、難産だったり逆子で生まれたときなどに生じる障害の総称です。分娩麻痺、産瘤、頭血腫、頭蓋内出血などがあります。

分娩麻痺とは、損傷した部位によって症状が異なりますが、分娩時に物理的な外力が加わることによって、上腕神経叢、顔面神経、横隔膜神経などが損傷するもので、麻痺状態が現われます。多くは1〜2ケ月で軽快します。

産瘤とは、産道通過中に部分的に圧迫されることで、誕生後に頭部や臀部などに赤みを帯びた柔らかい瘤ができるものですが、2〜3日で自然消失します。

頭血腫とは、誕生後半日〜1日後に頭頂部にブヨブヨした瘤ができるものです。分娩時の圧迫で、頭蓋骨と骨膜の間に出血が起こって、血腫になるものです。2〜3ケ月で消失します。

頭蓋内出血とは、産道を通過するときの頭部への圧迫で頭蓋内に出血が起きるもので、無症状のことが多いのですが、出血量が多いと仮死状態や呼吸障害を起こします。保育器で酸素吸入を行いながら、止血剤で治療を行います。重症の場合には輸血しながら脳圧を下げたり、脳室に髄液が溜まった場合には排出します。


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