病気の名前:病名辞典


血小板減少性紫斑病とは?☆血小板減少性紫斑病


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 病気はいつ罹ってしまうかわかりません。
 身体の不調を感じたとき、それがどんな病気である可能性があるのか、知っておくことは重要です。
 単なる風邪だと思っていたら、重病だったということは往々にしてあるものです。
 そこで、身体の部位別に病名・病気用語を辞典のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
 もちろん専門医の診断なしには病名を断定できませんので、身体の不調を感じたら、必ず医療機関で診察を受けるようにしてください。


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血小板減少性紫斑病

血液の中で、血小板は一番小さな血球で、血液の凝固作用に関与しています。怪我などで出血すると、傷口に血小板が集まり、血栓をつくって止血する働きがあります。血小板減少性紫斑病とは、この血小板が減少するために、出血しやすくなり、皮膚に紫斑ができる病気です。免疫作用が関係する特発性のもの、異常な血栓形成のために血小板が消費されてしまう血栓性のもの、白血病や再生不良性貧血が原因となる続発性のものがありますが、いずれの場合でも内出血による紫斑や、鼻血、血尿、月経過多などの症状が現れます。血栓性の場合、赤血球が破壊されたり、血流障害がおき、精神や腎臓に障害をきたすこともあります。

原因としては、特発性の場合は血小板に対する抗体による破壊、血栓性では血小板が末梢静脈を塞ぐため、続発性では骨髄での血小板産生機能の低下が考えられます。

治療法は、特発性は自然治癒、血栓性は正常な血漿との交換、続発性では原因疾患の治療と副腎皮質ステロイド薬が用いられます。また、紫斑が現れるのは、血小板の減少だけでなく、紫斑病の可能性も疑う必要があります。


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