病気の名前:病名辞典


認知症とは?☆認知症


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 病気はいつ罹ってしまうかわかりません。
 身体の不調を感じたとき、それがどんな病気である可能性があるのか、知っておくことは重要です。
 単なる風邪だと思っていたら、重病だったということは往々にしてあるものです。
 そこで、身体の部位別に病名・病気用語を辞典のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
 もちろん専門医の診断なしには病名を断定できませんので、身体の不調を感じたら、必ず医療機関で診察を受けるようにしてください。


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認知症

認知症とは、正常であった脳の知的な働きが、後天的な様々な病気によって、持続的に低下した状態のことです。現在日本には認知症の高齢者が約150万人いるといわれています。種類は約70ありますが、大半はアルツハイマー病ですが、脳血管性痴呆もあります。

アルツハイマー病の特徴は、昔のことはよく覚えているのに、数分前のことが思い出せないという、記憶障害です。その他、情動的な変化もみられます。症状は徐々に悪化していき、やがて、日時、場所、自分と他人の関係等がわからなくなります。さらに進行すると、衣服の着脱など日常の動作も困難になり、家族の顔もわからなくなり、会話も不可能になり、寝たきり状態に陥っていきます。原因は、加齢によって神経細胞を傷つけるたんぱく質が脳内に溜まり、神経細胞が変性して死に、全体数が低下していくものと考えられています。また、大脳にあるアセチルコリンという神経伝達物質の減少も関係しているようです。確実な治療法はありませんが、進行を遅らせるために、抗痴呆薬のドネペジル、ガランタミンなどが用いられています。

脳血管痴呆は、脳出血や脳梗塞の発作後に痴呆状態になるもので、記憶が低下したり、感情失禁がみられたりします。アルツハイマーと比べると、意識がしっかりしていて人格は保たれており、普通の会話ができます。原因は、脳疾患によって脳の血流が障害されて、酸素や栄養素が運ばれなくなって、知的機能が低下するものです。確実な治療法はありませんが、脳血管障害の治療によって進行を遅らせたり、抗血小板薬や抗凝固薬を使用して脳梗塞の再発を防ぐことが行われています。


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