病気の名前:病名辞典


硝子体混濁とは?☆硝子体混濁


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 病気はいつ罹ってしまうかわかりません。
 身体の不調を感じたとき、それがどんな病気である可能性があるのか、知っておくことは重要です。
 単なる風邪だと思っていたら、重病だったということは往々にしてあるものです。
 そこで、身体の部位別に病名・病気用語を辞典のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
 もちろん専門医の診断なしには病名を断定できませんので、身体の不調を感じたら、必ず医療機関で診察を受けるようにしてください。


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硝子体混濁

硝子体混濁とは、視野の中に無視やゴミのような浮遊物が見える状態をいいます。視線を動かすと、これらの浮遊物も一緒に動きます。これを、視線の動きに合わせて蚊が飛んでいるように見えることから、飛蚊症ともいいます。浮遊物の数に変化がなければ生理的なもので心配はありませんが、急に数が増えたときには、放置すると視力障害や視野狭窄が起きることもあります。

原因となるゴミのような浮遊物は、眼球の表面にあるのではなく、本来透明である硝子体が混濁し始めたことによります。生理的なもの以外では、網膜剥離、ぶどう膜炎などが考えられます。硝子体出血によって混濁が生じることもあります。

治療法は、原因疾患が明確な場合には、その治療を優先します。網膜剥離の場合には、レーザー光凝固の手術(レーザーを裂孔の周囲に照射し、網膜を眼球壁に焼き付けて穴を塞ぐ方法)が行われます。


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