病気の名前:病名辞典


痛風とは?☆痛風


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 病気はいつ罹ってしまうかわかりません。
 身体の不調を感じたとき、それがどんな病気である可能性があるのか、知っておくことは重要です。
 単なる風邪だと思っていたら、重病だったということは往々にしてあるものです。
 そこで、身体の部位別に病名・病気用語を辞典のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
 もちろん専門医の診断なしには病名を断定できませんので、身体の不調を感じたら、必ず医療機関で診察を受けるようにしてください。


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痛風

痛風とは、脚の親指のつけ根が赤く腫れ上がり、さすような痛みを覚える関節炎です。風が吹いただけでも痛むといわれたことから痛風という名がつきました。高尿酸血症によって生じる症状です。尿酸は、細胞の核酸の成分であるプリン体が体内で代謝されるときにつくられる老廃物です。血液中の尿酸は肝臓で濾過されて尿中に排出されますが、何らかの理由で血液中の尿酸量が増えた状態(7mg/dl以上)が高尿酸血症です。尿酸量が7mg/dlを超えると、尿酸が血液中に溶けなくなって結晶化し、腎臓や関節に沈着します。痛風の発作は10日ほどで治まりますが、放置すると再発し、慢性化します。また、耳や関節にしこりができたり、尿路結石や腎機能障害を合併することもあります。

原因は、遺伝的要素の他、飲酒、プリン体を多く含む食品の摂取、肥満、ストレス、激しい運動などと考えられています。血液疾患も尿酸濃度を高める原因となります。

治療法の基本は、食事療法です。総エネルギー摂取量を減らし、プリン体を多く含む食品やアルコールの摂取を控えます。反対に野菜や海草など、尿をアルカリ化する食品を多くとります。水分摂取量を増やすことも、過剰な尿酸を尿とともに排出する効果があります。痛風の対症療法としては、抗炎症鎮痛薬で炎症と痛みを和らげます。食事療法で効果が出ないときは、尿酸排出薬や尿酸生成阻害薬などを用います。


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