病気の名前:病名辞典


胆道感染症とは?☆胆道感染症


 サイトの紹介

 病気はいつ罹ってしまうかわかりません。
 身体の不調を感じたとき、それがどんな病気である可能性があるのか、知っておくことは重要です。
 単なる風邪だと思っていたら、重病だったということは往々にしてあるものです。
 そこで、身体の部位別に病名・病気用語を辞典のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
 もちろん専門医の診断なしには病名を断定できませんので、身体の不調を感じたら、必ず医療機関で診察を受けるようにしてください。


 スポンサードリンク

 
病気の名前:病名辞典トップ > 膵臓・胆道の病気 > 胆道感染症


胆道感染症

肝臓でつくられた胆汁は肝臓内の胆管を通り、肝管に集められ、総肝管を通って、胆嚢に蓄えられます。十二指腸で消化が始まると、胆汁は胆嚢から総胆管に流れ出し、十二指腸へ送られます。胆道感染症とは、この肝臓から十二指腸に至る一連の通り道である、胆道内で起こる感染症です。感染が起こる場所によって、胆嚢炎と胆管炎に分けられます。

胆嚢炎は急性の場合90%は胆石症と同時に発症します。右上腹部痛、発熱、吐き気、黄疸などが生じます。慢性の場合は急性が治まってから同じ症状を繰り返します。原因のほとんどは胆石が胆嚢管に詰まって胆汁の通過に障害が生じるため、十二指腸内の細菌が胆嚢に入って感染が起こります。慢性の場合は胆石のために胆嚢内に炎症が起きやすくなります。治療法は絶食して安静にし、点滴で栄養補給し、抗菌薬を服用します。膿瘍があれば膿を吸引したり手術で取り除きます。胆石があれば胆嚢を摘出します。

胆管炎は、胆嚢炎と合併して発症します。右上腹部痛、発熱、吐き気、黄疸などが生じ、総胆管結石があれば膿瘍ができ敗血症になることもあります。原因は総胆管欠席や胆管癌によって胆汁が滞留しやすくなって細菌感染を起こすのです。治療法は急性では胆管内の膿を取り除きます。また、絶食して安静にし、点滴で栄養補給しながら、抗菌薬などを服用します。


スポンサードリンク

サイト内検索
 メニュー

 循環器系
  心臓
  血管・血圧
  血液
 呼吸器系
  肺・気管支、他
 消化管系
  食道
  
  
  肛門
 消化腺系
  肝臓
  腎臓・尿路
  膵臓・胆道
 表皮
  皮膚・毛髪・爪・汗腺
 顔
  
  鼻・のど
  
  口・舌・歯・顎、他
 骨・関節・筋肉等
  腰・背中
  首・肩
  腕・肘・手
  股・膝・脚・足
  骨折・スポーツ障害
 脳関係
  脳・神経
  精神
 内分泌器系
  ホルモン・代謝異常
 免疫異常
  アレルギー
 感染症
  細菌感染・ウィルス感染等
 男性の病気
  男性の生殖器
 女性の病気
  女性の生殖器・子宮等
 子供の病気
  出生時の障害
  子供の疾病
  子供の精神疾患
 

 プロフィール

Copyright(C) 病気の名前:病名辞典 All Rights Reserved