病気の名前:病名辞典


梅毒とは?☆梅毒


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 病気はいつ罹ってしまうかわかりません。
 身体の不調を感じたとき、それがどんな病気である可能性があるのか、知っておくことは重要です。
 単なる風邪だと思っていたら、重病だったということは往々にしてあるものです。
 そこで、身体の部位別に病名・病気用語を辞典のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
 もちろん専門医の診断なしには病名を断定できませんので、身体の不調を感じたら、必ず医療機関で診察を受けるようにしてください。


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梅毒

梅毒とは、梅毒トリポネーマという細菌が体内に侵入して、時間をかけて全身の臓器をおかす性感染症です。梅毒は第1期から第4期まで段階があります。

第1期は、感染から約3週間は無症状ですが、その後、病原菌侵入部位の皮膚や粘膜に、軟骨のような硬さのしこりが生じます(初期硬結)。その後、ただれて潰瘍になります(硬性下疳)が、病原菌を多く含むので触れた人に感染します。また病原菌は全身に広がっていきます。

第2期は、約3ケ月後微熱や倦怠感が現れ、皮膚や粘膜に紅色斑が出てきます。全身のリンパ節も腫れてきて、後頭部には虫食いのような脱毛がみられます(梅毒性バラ疹)。バラ疹は数ケ月で消え、その後梅毒性丘疹や梅毒性膿疱が現われます。さらに硬く平らに盛り上がって表面がふやけた結節ができます(扁平コンジローム)。

第3期には、2〜10年後にゴム腫となり、その後瘢痕となります。

放置すると、膿、脊髄、心臓、血管などの組織を破壊し、10年以上過ぎると第4期に進み、神経梅毒に至ります。

治療法は、病原菌に対応した抗菌薬の服用により、第2期までであれば適切な治療によって完治します。

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