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神道とは

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神道:神社を訪ねよう!



ここでは、神道についてご紹介しますが、「日本の宗教」のページで説明したように、かつては神仏習合思想がありました。ですから、神道の施設である神社の中に仏教の要素があったり、逆に仏教施設の中に神道の要素が入っていたりすることがあります。

そんなことも頭に入れた上で、ぜひ神社を訪ねてみてください。


神道とは

神道は日本が起源の自然宗教です。神道では当初、自然物や自然現象をも神とみなしていました。そのため、「八百万の神」と呼ばれるほど、神は無数に存在していました。
その後、次第に先祖を祀るようになりました。こうした経緯から、神道には特定の教祖はおらず、経典もありません。

日本神話も神道思想に大きな影響を与えています。
8世紀に書かれた『古事記』『日本書紀』に基づいて、日本神話がまとめられました。高天原での神々の誕生から始まる物語で、神々の系譜は初代の天皇である神武天皇につながります。

こうしたことから、日本の神社は日本神話の神々を祀っているところも多く、また、神の子孫とみなされた天皇自身が信仰の対象ともなりました。第二次世界大戦後、天皇人間宣言が出されましたが、現在でも、天皇が様々な神事を行っています。

神社について
神社とは、神道信仰に基づいて作られた宗教施設のことです。神社の起源は、神の住む場所である禁足地(俗に神体山)などで行われた祭事の際に臨時に建てた祭壇であり、元々は常設のものではありませんでした。仏教伝来後、仏教寺院の影響で社殿が建てられるようになったともいわれます。現在、約85,000の神社があります。
鳥居
神社の周りには鎮守の杜と呼ばれる森林があるのが一般的です。
入口には、境内と俗界の境界を示す鳥居があり、社殿まで参道が続いています。参道の途中には、身を清めるための手水舎(手洗所)、神社を管理する社務所などがあります。社殿は一般に本殿(神殿)・拝殿からなります。人々がふだん参拝するときに目にするのは拝殿で、御神体が安置される本殿は拝殿の奥にあります。

神仏習合が始まる奈良時代には神社の境内に寺院(神宮寺)が建てられることもありましたが、明治政府による神仏分離令により、神社と寺院は分離されるようになりました。

神社の建築様式
神社建築の主な特徴は、次の通りです。
1.屋根に妻を持つこと
2.床を高く張ること
3.瓦を用いないこと
4.土壁を用いないこと
5.装飾の質素なこと

神社の建て方には、妻入様式と平入様式が出雲大社
ありますが、これは屋根の棟(面)に対して、
どちら側に入り口があるかによる分類です。

妻入様式の代表的なものに、
出雲大社(島根県出雲市)
春日大社(奈良県奈良市)
住吉大社(山口県下関市)
大鳥神社(大阪府堺市)
などがあります。

平入様式の代表的なものに伊勢神宮
伊勢神宮(三重県伊勢市)
賀茂神社(京都府京都市)
厳島神社(広島県廿日市市)
御上(みかみ)神社(滋賀県野洲市)
日吉(ひよし)大社(滋賀県大津市)
宇佐神宮(大分県宇佐市)
などがあります。


厳島神社
▲広島県の厳島神社

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