病気の名前:病名辞典


ギラン・バレー症候群とは?☆ギラン・バレー症候群


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 病気はいつ罹ってしまうかわかりません。
 身体の不調を感じたとき、それがどんな病気である可能性があるのか、知っておくことは重要です。
 単なる風邪だと思っていたら、重病だったということは往々にしてあるものです。
 そこで、身体の部位別に病名・病気用語を辞典のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
 もちろん専門医の診断なしには病名を断定できませんので、身体の不調を感じたら、必ず医療機関で診察を受けるようにしてください。


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ギラン・バレー症候群

ギラン・バレー症候群とは、末梢神経の損傷によって起こる、多発性神経炎(多発性ニューロパチー)の一種です。症状は、かぜや下痢のように始まり、数日から2週間以内に、急に手足の痺れや筋力低下が起こります。2〜4週間で症状はピークに達して、その後快方に向かうことが多いです。重症化すると、ろれつが回らない、ものが飲み込めない、呼吸困難に陥るといった症状が出ます。

原因は、ウィルスの感染により、免疫機能が異常な反応を示すことによります。自己免疫異常によって、神経線維の絶縁体の役割をしているミエリンが傷つけられて、神経伝達に支障をきたして発症するものと考えられます。

治療法は、急性期には副腎皮質ステロイドの大量服用を行います。重症の場合には、自己免疫異常の原因抗体を減らすために、血漿交換などが行われます。治療後に、約20%は障害が残り、リハビリが必要になります。


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