病気の名前:病名辞典


先端巨大症とは?☆先端巨大症


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 病気はいつ罹ってしまうかわかりません。
 身体の不調を感じたとき、それがどんな病気である可能性があるのか、知っておくことは重要です。
 単なる風邪だと思っていたら、重病だったということは往々にしてあるものです。
 そこで、身体の部位別に病名・病気用語を辞典のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
 もちろん専門医の診断なしには病名を断定できませんので、身体の不調を感じたら、必ず医療機関で診察を受けるようにしてください。


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先端巨大症

先端巨大症とは、下垂体から分泌される成長ホルモンが過剰になり、骨の変形や軟部組織の肥大が生じる病気です。アクロメガリー、末端肥大症とも呼ばれます。骨の成長が続いている時期に発症すると、身長が2m近くにもなる巨人症になります。骨の成長が停止してから発症すると、四肢の先端が肥大する先端肥大症になります。手足が大きくなり、とくに指先が太くなります。また、顔の骨が変形し、鼻や唇が大きくなります。高血圧や糖尿病などを合併することもあります。

原因は、下垂体にできた腫瘍です。なぜ腫瘍ができるのかは不明です。

治療法は、下垂体の腫瘍を外科手術によって摘出します。完全に除去できない場合は、放射線療法や薬物療法(サンドスタチン注射薬など)も併用します。ただし、一度変形した骨を元通りにすることはできません。


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