病気の名前:病名辞典


腰椎すべり症とは?☆腰椎すべり症


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 病気はいつ罹ってしまうかわかりません。
 身体の不調を感じたとき、それがどんな病気である可能性があるのか、知っておくことは重要です。
 単なる風邪だと思っていたら、重病だったということは往々にしてあるものです。
 そこで、身体の部位別に病名・病気用語を辞典のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
 もちろん専門医の診断なしには病名を断定できませんので、身体の不調を感じたら、必ず医療機関で診察を受けるようにしてください。


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腰椎すべり症

腰椎は丸い椎体と背中側に突き出た椎弓でできています。上下の腰椎とは、前方は椎間板という軟骨で、後方は一対の骨の関節突起でつながり、動くしくみになっています。腰椎すべり症とは、この関節突起の間に疲労骨折が生じたものです。慢性的に腰痛や腰のこわばり感があり、下肢の痛みやしびれを頻繁に繰り返します。

原因は、骨の成長が顕著な小児期に激しい運度をして腰に過度の負担をかけたことにあると考えられています。そして、腰椎分離症を起こして関節突起の制御がきかなくなり、徐々に上の腰椎が前にすべり出してくるのです。

治療法は、痛みがひどければまずは安静にし、消炎鎮痛薬の服用や坐薬を用います。またコルセットで腰部を固定します。小児の場合は、運動を控えてコルセットをすることで自然に分離部が癒合することもあります。成人の場合は癒合は難しいですが、腰に負担をかけないようにすることで悪化しないようにします。症状が強い場合には、分離部の神経の圧迫を取り除き、手術で腰椎分離部分を固定することもあります。


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