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ノルマンディ

ノルマンディの観光



ノルマンディ地方の観光



ノルマンディ」と聞くと、かつては「上陸作戦」と連想していましたが、
戦争のイメージは全くなく、南仏と共に多くの画家を惹きつけた地方です。


◆モン・サン・ミッシェル◆

ノルマンディで一番有名な景色といえば、海に浮かぶ島モン・サン・ミッシェル。
テレビCMにも度々する、フランスを代表する景色といってもいいでしょう。
「大天使聖ミカエルの山」という意味ですが、まさに島全体が修道院のような場所です。

かつては潮が満ちると孤島になりましたが、今では道路で本土とつながっています。
でも、潮の干満は激しく、朝大型バスが停まっていた駐車場が、
午後には海に沈んでいたりします。

修道院まで長い上り坂の参道を歩きますが、両岸にはショップや
名物のオムレツを食べさせてくれるレストランもありますので、
店を覗きながらゆっくりと上っていきましょう。

入り組んだ修道院は、様々な時代に増築され、いろいろな建築様式が混ざっています。
また、下から物を引き上げるための滑車なども興味深いです。


◆オンフルール◆

オンフルールの旧港 オンフルールの旧港は
 活気ある港町ですが、
 マルセイユの旧港と比べると
 ずっと静かでのどかな雰囲気に
 満ちています。

 港沿いの色とりどりの建物を
 見ながらカフェでのんびり
 時を過ごすのがお勧めです。


ここは、印象派の父とも言える画家ブーダンの故郷です。
ブーダンは日本ではあまり知られていませんが、
屋外で絵を描くようモネを誘った重要人物です。
モネが彼の誘いを受けなかったら、印象派が誕生しなかったかもしれませんね。


◆モネゆかりの地巡り◆

ノルマンディは、印象派の画家クロード・モネが暮らした場所、
描いた沢山の風景に出会える場所でもあります。

『印象〜日の出』を描いたル・アーブルは、印象派誕生にとって重要な作品です。
また、その少し北にはクールベなど他の画家も描いたエトルタの海岸があります。
(下の右の絵は、モネが描いたものです)

エトルタモネの描いたエトルタ

中世の香り漂うルーアンの大聖堂は、モネが繰り返し描きました。
時間を変え、季節を変え、また天気の異なる日に描いて、
大聖堂の壁に当たった光の効果を追求しました。

モネファンなら、晩年彼が暮らしたジヴェルニーも必見です。
家の中には浮世絵が所狭しと飾られ、
浮世絵がモネに与えた影響を伺い知ることができます。

モネが描き続けた睡蓮の池は、ぜひ時間をたっぷりとって、ゆっくり眺めてほしいです。
最初は池に浮かぶ睡蓮に目が行きますが、だんだん池に移る空が見えてきます。
そして、池の中の水草も。モネが描いた絵を見てから訪れれば、
彼が描いた風景の中にどっぷりと浸ることができます。

また、ジヴェルニーを訪れた後に再びモネの絵を見ると、
彼が描きたかったものがわかるような気がしてきます。




モン・サン・ミッシェル
▲モン・サン・ミッシェル


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