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パリ 観光

パリの観光



パリの観光



フランスの観光の中心は何といってもパリです。パリの観光情報については、
様々なガイドブックが出ているので、ここでは、街づくりの面白さを中心に
ご紹介したいと思います。


◆驚くべきパリの都市軸◆

ルーブル美術館はパリに泊まった際には必見の場所ですが、
美術品の見学が終わったらぜひ中庭も歩いてみましょう。
チュイルリー公園との境に「カルーゼルの凱旋門」があります。
ナポレオンの時代に建てられたもので、シャンゼリゼ通りの凱旋門よりは
かなり小さなものです。

カルーゼルの凱旋門

さて、騙されたと思って(騙しませんが)そこに立って西の方を眺めてみてください。
すると、コンコルド広場のオベリスクが見えます。そしてその先、
オベリスク(尖塔)と一直線上に、パリを代表する「凱旋門」が見えます。
更に目を凝らして見てください。はっきりとは見えませんが、その真後ろにも
何だか門のようなものがあるような気がします。

それが、1989年のパリサミットに合わせて完成した
「新凱旋門(グランド・アルシュ)」です。
つまり、ルーブルの凱旋門、コンコルド広場のオベリスク、凱旋門、新凱旋門が、
全て一直線上に並んでいるのです!

その距離7.5km。この距離は山手線の東西の幅よりも長いのです。
これだけの距離、間に何も遮るものがなく見渡せるなんて、
21世紀の大都市にこういう場所が存在しているなんて、すごいと思いませんか!

凱旋門その次はぜひ、凱旋門の屋上に上がり、
カルーゼルの凱旋門と
新凱旋門を眺めてみましょう。
凱旋門では、この直線だけでなく、
門を中心に放射線状に12本の通りが
伸びているのを見下ろすのも圧巻です。

更に時間があったら、
新凱旋門にも行ってみてください。
パリらしからぬ近代都市ですが、
真ん中を広場が突き抜け、
車が通りませんので、
どこかテーマパークのような雰囲気さえがあります。

他の都市では見られない独特の近代都市です。新凱旋門建築にあたって、
まだまだ歴史と呼応する驚くべき事実がありますが、それはまたいずれ。


◆様々な角度で街を味わいましょう◆

パリでは、もちろん美術館など屋内施設にも魅力的な場所が多いのですが、
ぜひ街を歩いて欲しいです。
これほど、どこへカメラを向けても絵になる街は少ないでしょう。

直線軸の素晴らしさは他にもあります。
オペラ通りから見るオペラ座、スフロ通りから見るパンテオン、
シャイヨー宮から見るエッフェル塔、リュクサンブール公園から見るパリ天文台。

まるで、その建物にスポットライトを当てているかのように、見事に演出されています。
19世紀半ば、ナポレオン3世の時代にパリ大改造が行われましたが、
その時代の街並みが今に受け継がれているのです。
パリ独特の石造りのアパートもそうです。3階と5階の窓辺に鉄柵を付けるという条例も
あったそうです。

セーヌ河畔も見所いっぱいです。

ノートルダム大聖堂 遊覧船から眺めるもよし、
 元気があったらシテ島から
 エッフェル塔まで歩いても
 1時間ちょっとです。

 ブキニスト(露天の古本屋)も
 出ているので、覗きながら
 歩くのもまた楽しいでしょう。

 セーヌに掛かる橋も個性的です。
 一番古いポン・ヌフ
 (新しい橋の意味)、
歩行者専用の芸術橋、
華麗な装飾のアレクサンドル3世橋等々。


◆イベントに参加しよう◆

せっかくですから、イベントに合わせて観光スポットに行ってみましょう。
短い滞在では難しいかもしれませんが、
例えばミサやパイプオルガンコンサートに合わせて教会に行ってみるのも面白いです。
宗教の祭日や日曜日に当たれば、たいていミサが行われますが、
厳かな雰囲気もパイプオルガンの演奏も一度に体験できます。
土日であれば週末しか行われない蚤の市に行ってみるというのも面白いです。


◆私のお勧め観光スポット◆

最後に私の大好きな場所ですが、シテ島にある「サント・シャペル礼拝堂」です。
壁全面がステンドグラスで覆いつくされ、晴れた日に行けば
まるで光の宝石箱の中にいるようです!

サント・シャペル礼拝堂



モンマルトルの丘


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