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世界遺産平泉

平泉の文化遺産

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日本の世界遺産O 平泉



平泉の文化遺産(2011年 文化遺産登録)
平泉は、12世紀に東北地方で栄えた奥州藤原氏ゆかりの土地です。戦乱の後、初代藤原清衡が平泉を「仏の住む極楽浄土」にしようと考えて、中尊寺を建立しました。この寺には藤原家4代の遺体が眠る金色堂があります。今回世界遺産に登録されたのは、この中尊寺と、毛越寺(もうつうじ)、金鶏山、無量光院跡、観自在王院跡の計5ケ所です。

1.中尊寺中尊寺金色堂
中尊寺は、藤原清衝により造営され、関山丘陵一体に大伽藍が建立されました。1124年建造の金色堂を残して往時の堂塔は全て消滅しましたが、経蔵、金色堂覆堂、石製五輪塔・宝塔、野外能舞台の5件の重要文化財建造物のほか、全盛期の遺跡が良好な状態で保存されています。 金色堂は、奥州藤原氏が造立した現存唯一の建造物です。堂内外を全て金箔で包み、金銀・螺鈿・蒔絵で荘厳された堂内部の三つの仏壇の中には、三代の遺体と、四代泰衡の首級を安置しています。正に平泉文化の象徴です。

2.毛通寺毛通寺
毛越寺は、2代藤原基衡、3代秀衡親子により造営されました。藤原氏滅亡後、伽藍中心部が焼失、近世までに往時の堂塔が消滅しましたが、寺院は存続しました。境内には主要伽藍の遺構とともに、藤原氏が造営した浄土式庭園が復元整備されています。発掘調査により発見、復元されました。遣水は、池水を取り入れるための導水路です。同時代の遺構では全国唯一のもので、毎年5月には「曲水の宴」が催されます。

3.金鶏山
奥州藤原氏によって山頂に大規模な経塚が営まれた信仰の山で、「造り山」の異名を持ちます。東麓に金峯山蔵王権現堂跡の伝承地もあり、弥勒信仰との関連性が想定されます。金鶏や埋蔵金の伝説に彩られた山でもあります。

4.無量光院跡
3代藤原秀衡により宇治平等院鳳凰堂を模して建立され、阿弥陀堂を中心に伽藍が構成されています。奥州藤原氏滅亡後、焼失して境内は荒廃しましたが、堂跡、池跡等の遺構が良好な状態で保存されています。

5.観自在王院跡
観自在王院は2代藤原基衡の夫人が造営した寺院です。その庭園は、毛越寺とともに浄土式庭園の典型とされています。


(参考 平泉観光協会ホームページ)


東京からの行き方(一例)
東京駅→(新幹線)→一ノ関駅→(JR)→平泉駅→(バス)→中尊寺
合計所要時間:約3時間





中尊寺 金色堂
▲中に金色堂のある中尊寺の覆堂


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