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世界遺産厳島神社

厳島神社

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日本の世界遺産G 厳島神社



厳島神社(1996年 文化遺産登録)
平成8年12月、「厳島神社」が世界文化遺産として登録されました。世界遺産として登録された区域は、社殿を中心とする厳島神社と、前面の海、及び背後の弥山原始林(天然記念物)を含む森林区域431.2ヘクタールです。厳島全域の約14パーセントを占める広い範囲にわたっています。

厳島神社は、弥山を中心に深々とした緑に覆われた山容を背景として、海上に鮮やかな朱塗りの社殿群を展開するという、世界でも例を見ない大きな構想の下に独特の景観を作り出しています。 登録された遺産のうち、厳島神社の本社本殿・弊殿・拝殿等17棟・大鳥居・五重塔・多宝塔三基からなる建造物群は、6棟が国宝、11棟・3基が重要文化財に指定されています。

厳島神社は12世紀に時の権力者である平清盛の造営によって、現在見られる壮麗な社殿群の基本が形成されました。この社殿群の構成は、平安時代の寝殿造りの様式を取り入れた優れた建築景観をなしています。また、海上に立地し、背景の山容と一体のなった景観は他に比類がなく、平清盛の卓越した発想によるものであり、彼の業績を示す平安時代の代表的な資産のひとつです。

海上に浮かんでいるように建つ厳島神社は、本殿と五重塔
原始宗教のなごりで、島全体が神の島として崇められており、陸地では畏(おそ)れ多いと海中に社が建てられています。本殿の他に客神社・朝座屋・祓殿・高舞台・平舞台・左右門客神社・火焼前・大国神社・天神社・能舞台・反橋・長橋・揚水橋・内侍橋の建物構造群からなっています。
繊細かつ華麗な切妻両流造りで、正面には緑青塗りの引き違いの菱形の格子戸がはめられた本殿には、市杵島姫(いちきしまひめ)・湍津姫(たぎつひめ)・田心姫(たごりひめ)の宗像三女神が祭られています。屋根に神社の定番とも言える千木と鰹木を持たず、桧皮葺の屋根に瓦を積んだ化粧棟のスタイルを取り入れた寝殿造りならではの様式が特徴です。現在の本殿は元亀2年(1571年)、毛利元就によって改築されたものです。

厳島神社の大鳥居は、木造で鳥居の種類としては両部鳥居[りょうぶとりい](四脚鳥居[よつあしとりい])です。 主柱は楠の自然木を、袖柱は杉の自然木を使っています。
高さは奈良の大仏とほぼ同じ16m、重量は約60t。主柱は樹齢500〜600年のクスノキの自然木で作られており、8代目にあたる現在の鳥居を建立するにあたっては、巨木探しに20年近い歳月を要したといいます。また根元は海底に埋められているわけではなく、松材の杭を打って地盤を強化し、箱型の島木の中に石を詰めて加重するなど、先人の知恵と工夫によって鳥居の重みだけで立っています。

(参考文献:「宮島観光公式サイト」及び「宮島観光協会」ホームページ)



東京からの行き方(一例)
東京駅→(新幹線)→広島駅→(JR)→宮島口駅→(フェリー)→宮島
所要時間:約5時間






厳島神社 大鳥居▲厳島神社 海上の大鳥居


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